44歳の息子を父親が殺してしまうという、またショッキングなニュースが
飛び込んできました。
その父親が元事務次官の方ということ、息子は長年引きこもりの状態にあった
とのこと。事務次官といえば官僚のトップですから、その息子が無職というのも
極端すぎますね。
算命学的に見て、
親子の運がシーソーする関係かどうか
この点を見ることが重要になります。
以前記事にしたこともありますが、「親剋型」の関係かどうか、ということ。
今回のケースをみると、「親剋型」と判断して間違いはないと思います。
父親が事務次官まで出世 →明らかに官徳(金質)が陽転
→親の官徳が陽転した場合、子の禄徳(土質)は陰転します。
土生金ですから、子供の禄徳を奪って親は官徳を伸ばしました。
親子で運がシーソーするということは、
親が子の運を奪って自分の運を伸ばす、という現象がおきます。
息子がいつまでも無職だったというのも、この関係上は仕方ない
ような気がしてきます。。。
それでは、親子の運がシーソーする関係の場合はどうしたらよいのか。
もし「親剋型」の子供が生まれたら、必ず親元から離して自立させるこ
とが重要です。
地方に住んでいると、大学進学などで親元を離れるチャンスがありますが、
都会に住んでいると学校もたくさんありますし、自宅から通えますから
そのままここまで来てしまったのかなあと想像します。
親の影響が少ない地方とか海外とか、家を出てしまっていたなら彼の人生
大きく変わっていたかもしれませんが。。。
本人の資質もありますし、難しい問題でもありますが、親が立派すぎるのも
考えもの、ということですね(^◇^;)
ちなみに、親子の運がシーソーするのは、親剋型の命式の場合だけですので。
親奉型の場合はシーソーしません。
今回のケースはかなり極端でちょっと怖くなりますが(^◇^;)
いつまでも親子が一緒に居ると、現象も強くなります。
もし親剋型の子供が生まれたら、とっとと家から出しましょう。彼らが自立
するまでは辛抱強く支援するしかない。親の禄(お金)が減ってきたら、子の福
(幸福)が増します。木剋土、です。
親の金を奪って子は幸福になるのです(^◇^;)
子供を出世させたかったら、親は自分の幸福は削らなければです。金剋木。
この事実を知った時にsayaは。。。
何事も程々がいいなあと強く思いました(^◇^;)